人気のプチ整形は米国のアラガン製ボトックスブログ:15-12-07
一昨日の夕方、
隣の家の庭でバーベキューが始まった。
子どもたちの楽しそうな声が聞こえる…
我が家では
バーべキューをしなくなってから
どれぐらい経つのだろう…
以前はとても賑やかだったなぁ…
ホームセンターで
バーベキューセット・炭・木製椅子・照明器具を購入。
主賓は小学一年のムスコである。
夕方になるのを待って庭に照明器具を設置し、
団扇を使って火をおこす。
主賓のムスコは火の周りではしゃぐ。
火に勢いがつくと、
家内に肉と野菜、おにぎりを運んでもらう。
僕は缶ビールを左手に豪快に焼く。
ムスコと家内に抱っこされたむすめは椅子に座り、
焼き上がるのを待ちながら麦茶を飲む。
やがて箸が次々伸びる。
むすめが小学生になると、
近所の女の子も加わり、庭は最高に賑わった。
そのうち、バーベキューの主賓がムスコからむすめに替わった。
ムスコはテレビの画面が気になるのだ。
焼きあがるとやって来て食べ、食べるとテレビの前に行く。
それから間もなく、
むすめもムスコとテレビを見る時間が長くなった。
焼きあがった肉と野菜を前に、
僕は子どもを待つ時間が長くなっていった。
パチパチはねる炭火の音を聞きながら
僕は一人でビールを飲んでいる…
家内が出て来て言う
「だれも居ないのね」…
「うーん、一人バーベキューだね」
僕は、仕方なく苦笑した。
今、子どもたちは自立して家にいない。
パパ主催のバーベキューから離れたのも
自立の一歩だったんだなぁ…
あれでよかったんだ。
隣では楽しそうな声が続いている…
家内が台所から出て来て言った。
「フフフ、一人バーベキュー」…
「そう、一人バーべキュー」僕も笑った。
僕は、少し切なかった…