品川にある優良美容外科で注射リフトブログ:20-05-20
「夕飯はまかせといて!」と私。
母は、出前のチラシを見せながら…
「こっちのほうが安いんじゃないの?」
おいらは「なんで人の気持ちを汲んでくれないの!」と怒る。
母が
「だいたいあんたがショッピングに行くのが遅いからよ!」と応戦。
喧嘩の始まりはいつもこうです。
母のことを大切に思うからこそ提案したことだったのに、
喧嘩になって…
結果的に、母に嫌な思いをさせる事態に
おいらとしては納得がいかないわけですね。
思い起こせばお子様の頃のおいらは、
気持ちを受け取ってもらえない寂しさを
いつも感じていたかもしれません。
母の顔色をうかがって
喜んでもらえないことに対して、
おいらがやったことは迷惑なことだったのかなと
自分を責めていたようにも思います。
いつの間にか母との会話は敬語で応対するようになり、
母の気持ちを受け取ることを拒否し、
こちらから与えることを放棄して
だんだん距離を取っていきました。
母は祖母が病気がちで臥せっているような家庭で育ったので、
早くから自分が気丈でなければいけない、
人の世話になって迷惑をかけてはいけない…
という思いが強かったのでしょう。
両親が病気で寂しい思いをした分、
お子様のために健康でいなければという気持ちもあったようです。
年老いて気持ちに身体がついていけなくなってきている今、
少しずつですが
ようやく頼ることもできるようにはなってきているようです。
社会人になったおいらは、
母との関係も変化していき、
敬語で接するようなことはなくなりました。
しかし、
母の気持ちを受け取っていることを伝えること、
つまり感謝している気持ちは
十分にはまだ伝えきれていないように思います。