いわゆる歯科とはホワイトニングは異なるブログ：18-08-04
わたくしは親と離れて住んだことが今までない。
生まれた時からわたくしが２１歳になるまで、
一番長い時間離れていたのは
わたくしが修学旅行に行った時の５日間ぐらい…
特に、
わたくしと母親の関係は特別で、
わたくしのお子さんの頃のあだ名は
「母親のしっぽ」だった。
ただの一秒も
母親のそばを離れないということから、
誰かが私につけたあだ名だ。
だが、わたくしも年を重ねると、
母親のそばにいつも一緒にいるのは
だんだん難しくなった。
学校の授業、仲間との遊び、サークル活動、バイトなど
わたくしと母親の間にはいろんな邪魔者が増えてきた。
そんな中…
わたくしの1年間の交換留学は、
親にとって「衝撃的なニュース」であった。
自分のむすめが外国で暮らす…など
想像もつかないことだった親。
しかし、
親は笑顔でわたくしに「さようなら」を言った。
別れの時、わたくしは馬鹿みたいに空港で、
「わああんわああん」
声を出して泣いてしまった。
父親はおととし退職。
貧しくはないが、決して裕福ではない家庭、
これがわたくしの家庭だ。
また、今まで離れて暮らしたことないむすめを、
外国に送り出す親の心はどうだっただろう…
彼らも心の涙を流したはずだ。
飛行機の中でわたくしは決意した。
これから、一人で立ってみよう。
親に絶対心配をかけない。
そこで、考えたのは
自分の生活費は自分で稼ぐこと。
わたくしには何も言ってくれないが、
父親も退職したことだし、
きっとお金の問題があるはずだと思って
バイトをすることにした。
バイトができる資格証をもらった後で
わたくしはすぐバイト先を決めた。
ホテルでのバイトとレストランでのバイト。
二つのバイトは簡単ではなかったが、
生活費には充分だった。